英語のシャワーは浴びちゃいかん
「英語はシャワーではなくスルメ」
これは、『「英語を話せる人」と「挫折する人」の習慣』という本の中で、著者の西真理子さんが言っていた言葉です。
たまたま、本屋で見つけた本だったのですが、驚きました!
正にその通りだったので!!
最近、聞き流すだけで英語ができるようになるみたいな教材が溢れておりますが、あれは初学者には向いていません。
初学者はたくさんの英語をシャワーのように浴びるのではなく、1つの英語(教材1ページ・英文1文など)をスルメのように味わうのが英会話上達の近道です。
でもスルメのように味わうってどうやって?
となるかと思いますので、具体的な方法を2つ紹介しますね。
1.ディクテーション(リスニングに効果あり)
2.シャドウィング(リスニング、スピーキングに効果あり)
ここでは、初学者向けにディクテーションの方法をご紹介します。
シャドウィングにご興味のある方は、こちらの記事で紹介しているので良かったらどうぞ!
ディクテーションの方法
そもそもディクテーション(dictation)とは、「書き取り」という意味です。
つまり、リスニング力を高めるディクテーションの方法とはすなわち、
「聞いた音をすべて書き取る」
これだけです!
ただ、これだと一般的なディクテーションになってしまうので、初学者向け行うとすると、、、
「聞いた音をカタカナでもいいから書き取る」
聞いた音をすべて書き取ろうにも、スペルがわからなったり、
そもそもこれって本当に英語なのか?笑
って思うことがあったりしますよね。
そこで、聞いた音をカタカナも使って書き取っていきましょう!!
もちろんわかる単語はちゃんと英語でかきましょう。
すると、面白いことに、カタカナで書いた単語が実は知ってる単語だったりするんですよね。
僕の例で言うと、「ベラー」とカタカナで書いた単語が実は“better”だったことがあります。
ちなみに、これはアメリカ英語特有のフラッピングというものです。
これによって、“ t ” や “ d ”の音が “ l ”のような音になるのです。
“ water ” は「ワラー」って言った方が伝わるよなんて昔よく言われましたが、それも同じです。
さて、話が専門的になってしまいましたが、
このように、自分が知っているつもりの単語でも、どのように話されるのか知らない単語というのは存在します。
ディクテーションをすることで、じっくりと音を分析することができます。
リスニングが苦手な人は、まずディクテーションを試してみましょう!