なるっシュ英会話

Amazonランキング1位に輝いた「学校のテストで8点だった私が教える英語の話し方 なるっシュのすすめ」著者が書くブログ

英語脳は実はみんな持っている!?

英語脳は作るものではない

英語脳って結局何?

少し前から「英語脳」という言葉を耳にするようになりました。

もしかしたら、あなたも一度は聞いたことのある言葉かもしれません。

しかし、聞いたことがあるだけで結局よくわからんというのが多数派だと思います。

 

ということで、英語脳とはいったいなんぞやということをお話致します。

 

言語によって活性化する「脳の部分」は異なる

脳というのは、たくさんの「部分」からできています。

ある部分は記憶を蓄える役割をし、ある部分は感情を司る役割をし、また他の部分は運動を促す役割をする。

 

このように、「脳の部分」によって、役割が異なります。

 

バイリンガルの人の脳を調べたある実験によると、

第一言語を扱う時と、第二言語を扱う時で、それぞれ異なる「脳の部分」が活性化したようです。

 

それこそが正に「英語脳」と言われるものの正体です。

(諸説ありますが、有力な説はこれです)

 

英語脳は実はみんなに備わっている

本屋に行くと、英語関連の書籍が山ほどあります。

そんな中で、こんな本を見たことがありませんか?

 

「英語脳の作り方は〜」

「英語脳は〜して作る」

「英語脳を作れば〜」 

 

みたいな本。

僕は、こういった類いの本の表現は正しくないと考えています。

 

今まで見てきたように、英語脳とは、

英語を扱う時に活性化すべき「脳の部分」です。

 

つまり、みんな既に持っているけれど、(脳みそはもっていますからね)

普段使ってないから、活性化していないだけなんです。

 

みんな既に持っているのに、多くの本では英語脳を「作る」としています。

 

僕は英語脳は「作る」ものではなく、

「鍛える」ものだと考えています。

 

例えばある実験によって、こんなことがわかりました。

英語が得意な人は、英語と日本語で異なる脳の部分を活性化させるそうです。

一方で、英語が苦手な人は日本語専用の「脳の部分」で英語を扱おうとすそうです。

 

ただでさえ、日本語専用の脳は日々の生活や仕事などで疲れています。

その上、さらに日本語以外の言語まで、日本語脳で考えたら限界を超えます。

 

やはり、英語ができるようにし、かつ脳の負担を減らすためにも

英語脳を「鍛える」ことは大事です。

 

英語脳を鍛えるオススメ方法

さて、僕たちが既に英語脳は持っているということは今話した通りです。

では、どうやって英語脳を鍛えるか?

僕のオススメ方法を紹介します。

 

1、シャドウィング

このブログで何度も紹介しているシャドウィングも英語脳を鍛えるのに役立ちます。

耳と口で英語を使うことで、日本語の入る余地がないからです。

 

2、音読

シャドウィングと似てますが、音読も同じように効果があります。

ポイントはシャドウィングと同様、日本語にしなくても分かる教材を用意することです。

中学1年生の教科書などでもOKです。

 

3、TOEICの問題を訳さずに解く

上級者向けの方法です。

TOEICの問題で高得点取るための方法に直接つながる方法でもあります。

TOEICで高得点を目指すには、日本語に訳す時間をなくすことが1つの秘訣です。

知らない単語も、飛ばし読みして、ざっくり英語で理解しようとすることで、英語脳に負荷がかかり、鍛えられます。

 

4、英単語を英語で覚える

これも上級者向けの方法です。

英単語を英語で覚えるというのも英語脳をかなり鍛えてくれます。

使うのは、英英辞典でも海外の単語帳でもOK!

これをすると全く日本語の入る余地がないので、一気にレベルアップができますよ!!

 

以上が、僕のオススメの英語脳の鍛え方です。

 

英語脳を鍛えて、英語を得意にしちゃいましょう!!