リスニングとスピーキングが同時に上達する魔法のトレーニング
タイトルにもありますが、リスニングとスピーキングが伸びる魔法の方法をご紹介します。
その名もシャドウィングです。
とても有名な方法なので、ご存知の方も多いかもしれませんが、シャドウィングの効果的な方法と、その効果を説明致します。
シャドウィングの方法
１、英文スクリプト（音声の台本）と音声を用意する
※音声は自分が７割くらい聞き取れるくらいのもの。初学者には、子供用の教材がオススメ
２、スクリプトを見ながら、音声を聞く（２、３回行い、内容をなんとなく理解する）
３、スクリプトを見ながら、音声に合わせて声を出す（オーバーラッピンングと言います）
４、オーバーラッピングを何度か行ったら、スクリプトを見ずに音声に少し遅れて声を出す
以上がシャドウィングの方法です。
イメージ的には、かえるの歌の輪唱のような感じです。
「かえるのうたがぁ〜」と聞こえたら、自分も「かえるのうたがぁ〜」と言うような感じ。
ちなみに、このシャドウィングの語源は、shadowから来ていますが、このshadowは「影」という意味の他に、「後をつける、追跡する」という意味もあります。
後者の意味で、このシャドウィングと名付けられているのでしょう。（たぶん笑）
シャドウィングの効果
さて、方法はわかったけど、実際にこれどんな効果があるの？
って思うあなたにシャドウィングの効果を説明致します。
大きく分けて３つです。
１、英語のリズムに慣れる
英語独特のリズムに慣れることができます。
平坦な日本語のリズムとは違って、英語には独特なリズムがあるのです。
そのリズムを自分で覚えるまでシャドウィングすることで、リスニング力が伸びるのです。
２、口の筋肉を発達させる
なんだそれ？と思われるかもしれませんが、英語の音を真似て出すことによって、英語の音を出す時に使う筋肉が発達します。
それにより、スピーキング力が向上するのです。
口の筋肉が向上すると自信を持って英語を話せるようになります。
（マッチョがどこか自信満々に見えるのと一緒です笑）
３、発音を学べる
基本的に、私はスピーキングをする際は発音を気にせず話した方がいいという考えを持っています。
しかし、リスニングにおいては、その単語がどのように発音されるのかを知っておいた方が聞き取りやすいです。
シャドウィングで、発音の理解もでき、リスニング力は飛躍的に向上します。
また、自分が話す時の発音もかっこよくなるでしょう。
（僕は未だに発音が下手ですが笑）
以上、魔法のトレーニング「シャドウィング」を説明致しました。
もしかしたら、初学者には難しい場合があるので、その場合はディクテーションをオススメします。
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